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現在では、漁業と農業が中心です。
農業については、黒島の土は赤土のため、根菜類、イモ、タマネギなどは非常に美味しさは別格です。
黒島の海では、鯛、鯵、イサキ、サザエ、アワビ、ウチワエビ、カワハギなどなど、 新鮮な旬の魚介類が採れ、とくにウニやアワビ、イセエビ、ウチワエビは人気です。
かつては御影石の生産が盛んで、黒島天主堂にも島内で切り出された石が使われました。

 

漁業

014従事者が島全体の70%を占め、黒島の主な産業となっています。
一本釣り、刺し網、ゴチ網、たこ壺、定置網などの量が中心です。
昭和54年に養殖場が整備され、ハマチ・タイの養殖にも力を入れています。平成11年よりマグロの養殖もしています。
ヒジキ、アオサなどの藻類の採捕や、ウニ、サザエ、アワビなどの採貝漁業もおこなわれています。


磯の口開け

004ウニ、カゼ、貝類、藻類の採捕期間は海の資源保護のために、操業時間が決められています。
4月中旬より7月上旬の間、定められた日時に採捕がおこなわれ、潜水時には船舶や樽に赤旗があがっている様子がみられます。
水揚げしたものは漁協へ出荷されます。


 

農業

11377107_494206240728196_1824871045862917387_n稲作、畑作、畜産が主に行われています。
稲作は地形の関係上、その5ヘクタールほどです。
畑作では、ジャガイモ、サツマイモ、大豆、えんどう豆を中心に、四季おりおりの葉物や根菜類の栽培がおこなわれています。
島の赤土で育った根菜類は、とくに美味しいと出荷先でも評判です。
さつまいもから作るかんころ餅も、各家庭の味につくられていて、生姜風味だったりごまがはいっていたりアレンジが加えられています。
大根も切り干し大根や、漬物などに加工され、お母さんのレシピでつくられています。このように作物の保存食の文化も豊かに黒島の家庭には多く残っています。


花々

kuroshima001島内には、自生している花や住民によって植えられた花が道沿いに咲いています。
自動車道は島の人たちの落ち葉掃除や花の手入れにできれいに保たれており、散策やウォーキングの際に、のどかでどこかなつかしい風景に心癒されます。


テイラー

11009350_503108899837930_84803856113578868_n耕運機に荷台をけん引する機能を持たせたもので、荷台に人一人まで乗せることができます。
ここ黒島ではこのテイラーを良く見かけます。
テイラーが走っている様は本当にほのぼのとしていて、黒島の時間感覚に合っているように思えます。黒島には欠かせない乗り物です。


 

黒島御影石

003黒島の石材業を確立した藤山芳太郎は、多くの弟子をとり石材職人を養成しました。そのほとんどが本村(ほんむら)地区の人たちで、それぞれが独立して一人前の職人になると親しい者や親戚同士で組を作り、石の切り出しを始めました。
また、藤山芳太郎は黒島天主堂建設の際にも礎石の切り出しをし、門柱、石垣、石段もすべて黒島御影石を使いました。
大正7年(1918年)黒島御影石は、鳥居、橋石、建築用石材、石塔石としての需要が多くなり佐世保や長崎などにまで積み出され、平戸亀岡神社、長崎諏訪神社の鳥居や敷石などにも使用されたそうです。


島内での利用

src_40945867黒島大聖堂の基礎石としても島の御影石が使われましたが、石垣や民家の基礎石、井戸を作る際にも利用されるなど、生活の中に取り込まれています。
もちろん墓石も仏教徒の墓、キリスト教徒の墓、どちらにも使われています。